冠婚葬祭の資金積み立てに!互助会がどんなサービスかご紹介

冠婚葬祭には多額の資金が必要となります。
事前にある程度の金額を積み立てておけば、いざという時に全額払う必要がないので、葬儀の場合は残された家族の負担も軽減出来ます。

ここでは、互助会とはどんなシステムなのか、互助会の悪い&良い評判と口コミを紹介します。

互助会とは

互助会とは、一定の金額を毎月積み立てておくことで、葬式や結婚式など多額の費用が発生する行事に備えることができる、積立と相互扶助が組み合わさったシステムです。

毎月一定の掛け金を払い込むことで、突然訪れる葬儀に備えるという意味があります。
将来に備えて毎月一定の掛金を払い込むという点では保険や共済に似ていますが、互助会は保険や共済のように現金を受け取るのではなく、契約額に応じた冠婚葬祭の役務(サービス)を受けることができる、というところが大きく違います。

つまり互助会に入っていたからといって、葬儀費用として金銭が支給されるのではありません。
では互助会の特徴、メリット・デメリットを細かく説明していきます。

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互助会の特徴

月々の掛け金を支払うことで冠婚葬祭のサービスを受けられる

互助会とは毎月一定の掛け金を支払うことで、積立金を葬儀費用の一部に役務(サービス)の形で充当するシステムです。
お葬式や結婚式を開こうと思ったらそれなりに大きな出費になります。互助会はこのような大きな出費に備えるための積み立てと言えます。

月々数千円を60~120回払い程度で20万〜50万円ほどのコースがあるのが一般的です。

他の冠婚葬祭のプランも

葬儀だけでなく、結婚式も互助会のシステムがあることが多いです。また、七五三や成人式など節目の祝い事なども対応しているところもあり、出費の多い冠婚葬祭全般を取り扱っているところも多いです。

経済産業省の許可事業

互助会は割賦販売法上の「前払式特定取引業」に該当しており、互助会を事業として行う場合は経済産業省の許可が必要です。
全ての互助会業者は経済産業省の指導のほか、前受金の2分の1相当について保全措置を講ずる必要があるなど、互助会の運営には一定の法規制がされています。

互助会のメリットデメリット

メリット

豪華な葬儀を会員割引で比較的低価格で行うことができる

互助会の会員は毎月の掛け金からなる積立金に応じた内容のサービスを受けることができ、一般的には積立金以上のサービスが受けられるようにできています。
また、皆で出し合ったお金で用意した備品、設備を葬儀が必要な人から順番に利用できるため、豪華な葬儀を比較的低価格で行なうことができるのです。

そのため豪華な葬儀を挙げたいと思っている方は互助会に加入して資金を積み立てておけば、急な経済的負担をある程度抑えることができます

葬儀以外の優待を受けることができる

互助会の会員になると、本来の価格よりお得にサービスを受けることができ、冠婚葬祭以外でも互助会費は家族旅行やレジャーで使うこともできたり、中には互助会の提携する店で食事代が割引になるケースもあります。

積み立てが途中でも利用が可能

互助会は満額を支払うまでにおよそ60~120回程度分割して支払いますが、もし満額を支払う前に亡くなってしまった場合であっても、現在の積立金との差額を支払うことでサービスが受けられます。

掛金が掛け捨てではない

基本的に互助会は積立式の制度で、解約の際には手数料を差し引いた、積立金の残りが返還されることが多いです。

デメリット

解約手数料が高額

互助会は解約に関するトラブルが多いです。

まずは解約しぶり、そして解約手数料が高いこと、どちらも利用者には不利な事ですので、契約の際に契約内容をよく読みましょう。

途中引き出し不可・利息なし

互助会は毎月数千円を積み立てしますが、貯金と違い途中で引き出しが出来ませんし、また利息が全く付きません。

それは上記にかかれている様に、互助会の積み立て金は前受金として、葬儀や結婚式のサービスにしか利用できない規定となっているからです。

契約者は貯金と同じ様に途中解約できると思っている方も多いので、この点でも要注意です。

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互助会の口コミ

母の葬儀のときですが、もう88歳でしたのである程度覚悟はできていましたが、あと1ヶ月くらいと言われていたのが少し早まったんです。突然という感じではありませんでしたが、初めてのことばかりで何をどうしたらいいのか、とにかく不安でいっぱいでした。病院で亡くなったのですが、電話をしたらすぐに搬送の手配をしてくださって、それからずっとお通夜、葬儀、お布施の金額や渡すタイミング、何から何まできめ細かくサポートしてくださったので本当にありがたかったです。

公式サイトより引用

お通夜のときに、遺体の側で一夜を過ごしたのですが、お風呂もありますし、お布団も清潔で至れり尽くせりでした。自宅の場合だと、遠方からのお客様のお世話までしなくちゃいけませんから、とにかく大変。その点でも、親族に喜んでもらえて本当に良かったです。余計なことに気を使わなくてもいいというのも魅力ですね。

公式サイトより引用

まとめ

葬儀をする際に一番大切なのは事前準備です。
葬儀社はもちろん、費用や参列者についても、事前に家族で話し合い、どの位の規模でどんな葬儀にするのかを話し合っておくと、具体的な準備が整い易くなります。

是非参考にしてくださいね。

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