ビレッジハウスに住んでみた!メリット・デメリットをまとめました

ビレッジハウスは「うるさい」「最悪」「やばい」といった口コミや評判がありますが、実際に住んでみた感想はどうなのか?

ビレッジハウスに引っ越してから1年以上が経過した私が感想や評判、賃貸契約や審査の流れについて紹介するので、お部屋探しの参考にしてくださいね。

ビレッジハウスとは?

ビレッジハウスは、国の事業で建てられた雇用促進住宅を、綺麗にリフォーム・リノベーションして提供している、安い家賃の賃貸マンションです。

建物は鉄筋コンクリート構造で、古くは1960年代~築50年以上経過している古い建物も多くあります。

雇用促進住宅は譲渡・廃止が決定し、ビレッジハウスが安く買い取り低所得者向けに入居募集を行っています。

敷金礼金なし、更新料や手数料も無料保証人も不要で、家賃は2万円台~の安い価格設定となっています。

入居審査も厳しくなく、私のような収入の少ない人、フリーター、高齢者、外国人、生活保護を受けてる人など、大手不動産では審査に落ちてしまう人でも積極的に募集しているのが特徴です。

ビレッジハウスは家賃・初期費用が安い

ビレッジハウスは敷金礼金なし、更新料や手数料(仲介料)も無料です。また、家賃も2万台~という格安設定なので、引っ越しで必要な初期費用をかなり節約することが可能です。

例えば、一般的な賃貸契約の場合、

敷金3か月+礼金1か月+日割り家賃+前家賃1か月+手数料0.5か月=初期費用

が必要です。家賃3万円でも15万円以上の初期費用が必要になります。

ビレッジハウスの場合、

敷金0円+礼金0円+日割り家賃+前家賃1か月+手数料0円=初期費用

となり、日割り家賃+前家賃1か月だけが初期費用となります。

さらに!前家賃1か月分をキャンペーンで無料にすることも可能なので、初期費用がかなり安くなることがわかると思います。

私が実際に支払った初期費用は、なんと「6770円」です。

この初期費用を支払い、キャンペーンで2か月まるまる無料で住んでいるのでお得ですよね。

引っ越しするのに初期費用が高額で支払えないという人は、是非ビレッジハウスを検討してみてください。

ビレッジハウスの入居条件・審査が甘い

ビレッジハウスはフリーターや高齢者、外国人など、低所得者を積極的に募集を行っています。

家賃が安い価格設定になっているので、一般的に言われている「収入は家賃の3倍」という目安をクリアしやすくなっています。

ビレッジハウスの審査内容は公開されていませんが、「継続的な安定収入があることが前提」ということは言われました。

入居審査に落ちるのではないか?と心配な人は、アルバイトを始めて毎月の安定収入を証明できれば審査に通りやすくなるかもしれません。

私の場合は無職とパートで審査をお願いしましたが、なんとか合格をいただけましたよ。

ビレッジハウス公式サイトはこちら

ビレッジハウスのデメリット

  • 郊外の物件が多い
  • 契約期間がある
  • 退去時にクリーニング費用が必要
  • 所得がないと入居できないかも

上記についてご説明していきます。

郊外の物件が多い

ある意味仕方がないことですが、低価格物件は都心よりも郊外に集中しています。実際に僕の住んでいる都道府県で物件を検索してみると「けっこう田舎な場所」にある物件が表示されました。

現在はどこにお住まいで近くに物件があるのか。それと通勤や子供の通学に支障がない距離なのか。あまりにも遠ければ少し考えなければいけませんね。

入居できる部屋は「一点物」で検索して確認してみるしか方法はありません。条件に合った良いお部屋があれば問い合わせてみましょう。

契約期間がある

敷金・礼金・手数料なしのゼロゼロ物件とご説明しましたが、2年間の最低契約期間が設けられています。もし2年以内に退去する場合は短期解約違約金が発生してしまう点はご注意を

費用の面では、公営住宅で不要な火災保険の加入が別途必要になる場合もあります。低家賃といっても一般の賃貸住宅と変わりはありませんので、加入するように指示があった場合は入居条件に従いましょう。

退去時にクリーニング費用が必要

退去時にクリーニング費用 1,210円/㎡(税込)が必要で、先ほど例に挙げた30㎡ほどの部屋の場合は約36,000円となります。

一見高そうに感じますが、公営住宅の場合でも退去時に「ふすま・畳」は汚れていなくても新品返しとなるため、最低でも2~3万円が必要です。

他にも汚したり破損した部分は補修が必要となり、退去時の費用はビレッジハウスと公営住宅であまり変わらないかもしれません

少なくとも退去時のクリーニング費用が必要なことは知っておいてください。

その他、退去時に必要な費用は物件によって異なるため、入居前の問い合わせでご確認をお願いします。

所得がないと入居できないかも

公営住宅は入居に所得制限があります。所得制限はあくまでも「所得の上限」なので、仮に年収が0円でも入居可能です。

しかし、一般向け賃貸住宅のビレッジハウスは申込時に「収入証明: 所得証明書、直近1ヶ月分の給与明細」が必要。つまり、「収入がない=仕事がない人」にとっては入居が難しいかも…というデメリットがあります。

ただし、低所得者向けの賃貸住宅は比較的審査が緩めと言われており、学生さんや外国人の方も入居しやすいはずです

審査状況によるので何とも言えませんが、年金暮らしや障害で働けない人も念の為、一度問い合わせてみてください。

まとめ

低家賃物件を管理している「ビレッジハウス」をご紹介させていただきました。

抽選に当たらず公営住宅に入れない、条件に合う物件がない、初期費用のお支払いが厳しいといった方に丁度良いと思います。

今後のお部屋選びで少しでも多くの物件を把握できていると選択肢が増えます。良さそうな部屋があれば気軽に問い合わせてみてくださいね。

ビレッジハウス公式サイトはこちら

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